プロフィールムービーの基本的な構成と長さ

結婚式のプロフィールムービーを自分たちで自作することにされた新郎新婦様は、プロフィールムービー全体の構成をしっかりと考えてムービーを編集していく必要があります。

単純に写真を並べてスライドショーを作ればいいだけと思っていた新郎新婦様も、ゲストの皆様に失礼の無いように挨拶文を入れたり、タイトルはどんな風に作って始めていけばいいのか、最後の締めの部分はどのような構成にすればいいのか、などなど細かい点で迷っておられるかもしれません。

プロフィールムービーは自由に作っていくこともできますが、一般的に標準とされる型のような構成が出来上がってきていますのでまずはこの基本となる型をしっかりと復習しておくと良いでしょう。

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基本となる構成をベースにして少しずつオリジナリティのある演出を入れ込んでいくことができますので、まずはこの基本となる構成をしっかりとご紹介させて頂きます。

このページではプロフィールムービーで最も多く使われている基本的かつ人気の構成について知ることができます。

プロフィールムービーの基本的な構成と長さ

プロフィールムービーは新郎新婦様の生い立ちを紹介するムービーなので、新郎新婦様のご要望通りに自由に構成することが可能ですが、基本となる構成パターンもあります。
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プロフィールムービーには広く一般的に利用されている基本的な型となる構成パターンがあるので、まずはその基本構成からしっかり学んで作っていくのが最も確実です。

基本の構成パターン

プロフィールムービーの基本的な構成はとっても単純で、新郎新婦様の生い立ちの紹介と、お二人の馴れ初めを紹介するという形で全体が作られていきます。

    • 新郎>新婦>二人

というこの基本的な流れはどのプロフィールムービーでもほとんど変わりません。

順序を入れ替えてみたり、新郎新婦様のそれぞれの生い立ちを1つの時間軸の中にまとめて紹介するといったパターンもありますが、新郎様と新婦様をはっきりと区切って紹介するパターンが最も標準的な構成となっています。

さらに細かく基本構成を見ていきましょう。

    • 冒頭タイトルもしくは挨拶の言葉
    • 新郎パートを紹介するタイトルやコメント
    • 新郎の生い立ち紹介スライドショー
    • 新婦パートを紹介するタイトルやコメント
    • 新婦の生い立ち紹介スライドショー
    • 二人パートを紹介するタイトルやコメント
    • 二人パートの馴れ初めを紹介するスライドショー
    • 全体を締めくくる挨拶の言葉や日付

大きな流れとしては新郎>新婦>二人という構成になりますが、間に各パートを紹介するタイトルやコメントと挨拶文が細かく入ってくるという形になります。

基本構成を使ったサンプルムービー

プロフィールムービーのサンプルを様々見てみると、どのプロフィールムービーもこれらの基本構成を型としていることがわかります。

それぞれのプロフィールムービーに違いが多少ありますが、構成を分析してみると基本の型は大抵ほとんど一緒です。

各パートの細かい構成

全体としては新郎>新婦>二人という構成になりますが、個々のパートをさらに掘り下げてみていきましょう。

新郎新婦パートの構成

新郎新婦パートのさらに細かい構成を見てみましょう。

新郎と新婦のパートではそれぞれの人柄や個性をゲストに知ってもらうことがメインの目的となってくるので、それぞれの生い立ちを時系列で紹介しながら趣味や特技、学歴や仕事などの自分が伝えたいポイントを混ぜながら紹介していく形になります。

新郎新婦パートの具体的な構成は、

    • 赤ちゃん>幼稚園>小学校>中学校>高校>大学>社会人生活>現在

という形になります。

写真が特定の時期だけないなど、持っている写真の時期や種類に偏りがある場合には

    • 赤ちゃんと幼少期>から大学時代に一気に飛ぶ

といった見せ方をされる新郎新婦様もおられます。新郎様と新婦様のパート内の細かい構成は、自分が持っている写真の種類や枚数のバランスと、さらには自分たちが伝えたいと思っている内容がどのようなものなのかによっても変わってくる点です。

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赤ちゃんの時期は何枚、小学校は何枚、という決まりは基本的にありませんので、自由に自分を表現できる構成を考えていきましょう。

二人の馴れ初めパートの構成

二人の馴れ初めを紹介する部分の構成にはかなりばらつきがあり、いろいろなパターンがあります。

もっとも標準的な構成パターンとしては

    • 二人の出会いのきっかけ>どのような経緯で恋人となったのか>デートの記録>プロポーズと結婚

といった形で、二人でどのようにして出会って結婚という重大な決定にまで至ることができたのかというストーリーを、時間の流れの順番で紹介していくという構成になります。

この標準的なパターン以外にも

    • 結婚式の準備をしている風景を写真でまとめていく
    • 前撮り写真がいっぱいあるので前撮り写真を大量に紹介
    • 家族やを紹介したいので二人の事よりも両親や兄妹などの家族を中心に紹介して感謝を伝える
    • ゲストを紹介したいのでゲストや友人たちが写っている写真を中心に紹介していく

といった形で、「お二人の馴れ初め」という枠組みとしてそもそも使わないというケースもよくあります。

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二人パート部分については自由度がとても高く、なれそめをそのまま紹介するのも恥ずかしいと感じられる新郎新婦様も少なくないので、友人たちや家族といったゲストを巻き込みながら自由に構成を考えていきましょう。

基本構成と時間の割り振り

プロフィールムービー全体の長さから逆算していくと、それぞれのパート毎にどのくらいの時間を割くことができるのか、写真の枚数はどのくらい用意したらよいのか?が見えてきます。

プロフィールムービー全体の平均的な長さは5分から7分程度です。それよりも長かったり短かったりすることももちろんありますが、大抵のプロフィールムービーでは6-7分程度を目安に作られています。

6-7分を例にとって各パート毎にどのくらいの長さを割り振れるのか見てみましょう。

分のプロフィールムービーの基本構成と時間の割り振り
    • 冒頭のタイトルや挨拶文で20-30秒
    • 新郎パートを紹介するタイトルで約7-8秒
    • 新郎パートのスライドショーで約2分
    • 新婦パートを紹介するタイトルで約7-8秒
    • 新婦パートのスライドショーで約2分
    • 二人パートを紹介するタイトルで約7-8秒
    • 二人パートのスライドショーで約2分
    • 最後の締めの挨拶とコメントで20-30秒

この基本構成と時間の割り振りで7分と少々の長さになります。

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スライドショー本編以外の挨拶文やタイトルを表示する部分で1分から1分半程度の時間がとられているのは意外かもしれませんね。結構時間がかかってしまうんですね。

後は新郎様や新婦様がそれぞれ使いたいと思っている写真の枚数で調整したり、さらにはお二人の馴れ初めを紹介するパートを長くしたり短くしたりなどで、新郎新婦様のご都合に合わせて融通を効かせて基本構成をアレンジしていきましょう。

これらの基本となる構成の型をベースにして自由に時間の割り振りを調整して作っていく方法が、おそらく最も簡単で効率的にプロフィールムービーを作っていくことができる方法になるはずです。

プロフィールムービーは基本の構成をベースにアレンジして作る

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プロフィールムービーでは必ずこの構成にしなくてはならないといったルールはありませんので、基本的な型をひな形として自由にアレンジや調整を加えることが可能です。

基本となる構成パターンを全く無視して作る場合でも実際全く問題はありません。

しかしこれらの基本構成パターンは沢山のプロフィールムービー制作業者やクリエイターが実際に採用しており長年たっても変わらないので、ゲストにも受け入れられやすい構成であることは間違いないでしょう。

プロフィールムービーの構成は自由ではありますが、長らく愛されている基本の構成も大切にしながら、新郎新婦様お二人で意見を出し合って素敵な構成を作り上げていきましょう。

結婚式当日が忘れられない一日になりますように・・・。

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